日本の吉祥文様をベースにしたデザインのマスキングテープです
5柄の説明を1枚目の写真左側から順に下記に記載させていただきます
「エ霞に桜」
霞がたなびく様子をカタカナの「エ」の字のように描いた、伝統の「エ霞」文様です
古くから、絵巻や日本画、歌舞伎の舞台などで用いられてきました
このデザインでは、なじみの深い「エ霞」のパターンに、日本の春の美を代表する小桜を組み合わせた「春霞」を表現しています
『万葉集』の和歌「見渡せば春日の野辺に霞立ち咲きにほえる桜花かも」のように、のどかな春を愛おしむ、日本人の繊細な心を感じる文様です
「柳に花」
日本人になじみの深い柳は、春になるとぐんぐん枝を伸ばす、生命力の強い樹木です
頑丈な根を地中に深く張ることから、川岸や土手などの境界線に植えられ、水害対策にも利用されました
平安時代、公家に流行した「蹴鞠」とよばれる球技を行う際、場の四隅に柳や桜などを植えたことから「柳に蹴鞠」ということわざも生まれました
丈夫でしなやかな「芽吹き柳」を、可憐な花の絵柄と組み合わせた雅なデザインが、ほっと安らぐ空間を醸し出します
「菊唐草A」
鮮やかで美しい大輪の菊に、唐草のリズミカルな曲線をセンスよくあしらった文様です
「子孫繁栄」を意味する唐草と組み合わせた「菊唐草」文様は、洗練された“映える”デザインとして、季節や世代を問わず人気です
着物や工芸品のほか、布団の柄にも使われるほど、人々の暮らしに浸透しました
「竹に雀」
雀たちが、寝ぐらとしている竹やぶの中を元気に飛び交うようすを描いた文様です
人の暮らしにもっとも身近な野鳥、雀(すずめ)はチュンチュンと鳴く姿が愛らしく、子どもから大人まで、幅広い世代に親しまれています
また、古くから「神が宿る」と尊ばれ、正月飾りに用いられていた竹は、吉祥文様として大切にされてきました
雀の動きに呼応するように大きくしなる竹が、いきいきとした躍動感を生み出しています
二葉葵山道
「二葉葵」は、日本の林などに生息する植物です
水はけの良い山中の木陰で育ち、茎は地面をはうように伸び、群生します
春になると枝分かれした茎の先端に、可憐なハート型の葉をつけるため、「幸せを招く」と人気です
また、葉が太陽に向かい、茎を伸ばす性質から“発展”の意味を持ち、縁起の良い文様です
山の形に連続する構成を、文様の分類では「山道(やまみち)」といいます
二葉葵は賀茂神社の神紋として有名ですが、清楚で可愛らしい植物として、人々に親しまれています
サイズ:2cm×7M巻
※こちらの価格には消費税が含まれています。
※別途送料がかかります。送料を確認する
送料・配送方法について
この商品の送料・配送方法は下記のとおりです。
¥10,000以上のご注文で国内送料が無料になります。
※¥10,000以上のご注文で国内送料が無料になります。